衆議院議員の選挙は、
議員全員を選び直すため「総選挙」
選挙区制」は「人」を選ぶ制度,
「比例代表制」は「政党」
を選ぶ制度です。
⭐️[選挙区制]
有権者が立候補した「候補者」に投票し,得票数の多い人から順に当選する選挙制度,つまり,「人」を選ぶ選挙制度です。
選挙区制の中で,1つの選挙区から1人の当選者を選ぶものを特に
「小選挙区制」では,一番得票数の多かった人が1人だけ当選します。
各政党は,前もって,比例代表区で当選させたい候補者の名簿をつくっておきます。
有権者は,
😲衆議院では「政党の名前」,
または「政党の名前」を書いて投票します。
どちらの方法で投票しても,「政党」を選んだことになります。
結果は政党ごとに集計され,得票数に応じて各政党の議席数が決まります。
比例代表区の候補者の名簿の中から,獲得した議席の数だけの候補者が当選します。
民主主義の原則は1人一票で,一票の重さは本来同じであるべき。
しかし,実際は人口の変動に合わせて選挙区の区割りや定数の変更が行われないと,このような「格差」が生じてしまいます。
議員定数と有権者数の関係に,選挙区によって差が生じているからです。
小選挙区を例
小選挙区では,1つの選挙区から1人の議員が選出されます。
A選挙区は有権者が10万人,B選挙区は5万人いるとすると,
A選挙区は「10万人につき議員が1人」,
B選挙区は「5万人につき議員が1人」という状態です。
B選挙区で有権者5万人あたり1人の議員が選出できるなら,有権者10万人のA選挙区では2人の議員が選出できるはずです。 それなのに1人の議員しか選出できないのですから,A選挙区の一票の価値はB選挙区の半分しかないことになります。
2倍」の差ができ,A選挙区の一票の方が「軽い」という状態になっています。 民主主義の原則は1人一票で,一票の重さは本来同じであるべきです。 しかし,実際は人口の変動に合わせて選挙区の区割りや定数の変更が行われないと,このような「格差」が生じてしまいます。
衆議院と異なる選挙区制と
https://katekyo.mynavi.jp/juken/9636